撮影した貨物列車の通過時刻をもとに、その貨物列車を貨物時刻表で調べた

列車

目次

JRおおさか東線の城北公園通駅で、幸運にも、貨物列車を動画で撮影できました

動画リンク【通過シーン】貨物列車 JRおおさか東線 城北公園通駅

  • 2023年(令和5年)1月17日(火)13:29に撮影しました。
  • 撮影時刻は、動画ファイル中の撮影時刻のデータです。
  • 元々、貨物列車を撮影するために、おおさか東線を利用したわけではありませんでした。
元々は、221系電車に乗って、側面展望を撮影するために、JRおおさか東線を利用した。
駅のホームに戻ったら、発車標の下の行に「通過」と”Pass”が交互に表示されていた。「貨物列車が来る」とすぐに思った。
  • でも、元・城東貨物線で、今でも貨物列車が通っているらしいことは知っていました。
  • 城北公園通駅を一旦出て、再びホームに戻ったら、発車標に「通過」と書いてありました。
  • すぐ貨物列車かもしれないと思い、動画の撮影を準備しました。
  • すると、EF510-513という機関車に牽引されたコンテナ列車が通過しました。
  • コンテナはあまり積まれてませんでした。後に、百済貨物ターミナル駅を出発した直後だと分かり、なるほどと思いました。
EF510-513という機関車が、コンテナ列車を牽引していた。コンテナは、あまり積まれていなかった。
1つ前の写真と同じコンテナ列車。このコンテナ車は、冷蔵コンテナが1個積んであるだけだった。
  • 余談ですが、EF510-513は交直流電気機関車なのに、なぜピンクではないのかと、その時思いました。
このEF510-513という機関車は、以前、寝台特急北斗星(ブルートレイン)を牽引していた。
  • 後に、JR東日本で寝台特急北斗星を牽引していたことを知り、再び納得しました。

撮影後にさっそく貨物時刻表を買いました

  • 比較的近くにある大型書店で探しましたが、見つかりませんでした。
  • 少しだけ足を延ばして、別の大型書店に行ったらあったので、迷わず買いました。

帰宅後に、動画ファイル中の撮影時刻(通過時刻)をもとに、貨物時刻表でその貨物列車を見つけました

  • 2010年10月に初めて貨物時刻表を買っていたので、だいたいの見方は分かっていました。
  • 貨物取扱駅コード図表」(路線図)でおおさか東線を見つけると、そこにページ番号が書いてありました。
  • そのページには、おおさか東線の時刻表が、上りと下りに分けて書いてありました。
  • 撮影した貨物列車は、新大阪方面へ行ったので、上り(吹田貨物ターミナル方面)を見ました。
  • 13:29に城北公園通駅を通過する列車を探したら、13:05百済貨物ターミナル発の列車がありました。
  • ちなみに、百済貨物ターミナル駅は、おおさか東線を南下して、大和路線に天王寺方面(西の方)に一旦合流し、平野駅を過ぎてすぐの所にあります。
  • この貨物列車は、終点の新潟貨物ターミナル駅に、1:26に到着することが分かりました。
  • 更に下の方に「次の記載頁」と書いてあったので、そのページも見ました。
  • すると、走行ルートがよく分かるようになっていて、途中の停車駅や発着時刻等が、詳しく書いてありました。

ここで、貨物時刻表の見方を説明します

  • 例えば、16:10川崎貨物駅着の貨物列車を調べるとします。
  • まず、「貨物取扱駅コード図表」(路線図)で川崎貨物駅を見つけると、そこに複数のページ番号が書いてあります。
  • そこから任意に158ページを選び、そのページをめくります。
  • すると、神奈川臨海鉄道の下り・上りの時刻表が載っています。
  • 上りの方の終着駅が、川崎貨物駅になっているのが分かります。
  • その中で、列車番号が”314″の列車を見ると、15:56浮島町発、16:10川崎貨物着という貨物列車が見つかりました。
  • もし、見つからなければ、路線図のページに戻り、川崎貨物駅に書いてある別のページ番号を次々と選んではめくり、各ページ内で上と同様に探していけば、見つかるでしょう。

いろんな貨物列車があることが分かります

  • 各貨物列車の発着時刻が書いてあるページで、「編成内容」という項目があります。
  • 編成内容には、「コンテナ」、「石油」、「セメント」、「単機」等、他にもいろんな種類があります。
  • 貨物専用電車というのがあります。
    • 通称「スーパーレールカーゴ」と呼ばれています。
    • 時刻表の「速度」には、”130″と書いてあります。
    • 16両編成で、両端2両にモーターが搭載されているようです。
    • そのため、接近する時と過ぎ去っていく時に、おそらくモーター音が聞こえるのではないでしょうか。
    • 東京貨物ターミナル(東京都品川区)と安治川口あじかわぐち駅(大阪市此花区このはなく)を結んでいます。
    • 安治川口駅は、JR桜島線(通称:ゆめ咲線)の駅でもあるので、旅客列車も発着します。
    • 但し、安治川口23:08発、東京貨物ターミナル5:20着か、東京貨物ターミナル23:14発、安治川口5:26着です。
    • どちらにしても、深夜に出発し早朝に到着するので、撮影は容易ではありません。

JR貨物のページへのリンク

  • 走行距離が長い貨物列車もあれば、短い貨物列車もあります。
    • 長いのでは、札幌貨物ターミナル駅と福岡貨物ターミナル駅を結ぶ列車があります。
    • かつて、札幌駅と大阪駅を結んでいた寝台列車「トワイライトエクスプレス」より、更に長い距離を走ります。
    • 短いのでは、四日市駅と富田とみだ駅(三重県四日市市)を結ぶ列車があります。
    • 四日市14:43発、富田14:51着と、たったの8分しか走りません。

まとめ

  • 既に見た貨物列車を、貨物時刻表で調べることができます。
    • デジカメで撮った場合、撮影日時がデータとして残ります。
    • スマホで撮った場合、撮影地もデータとして残ります(位置情報を使用する設定にしておく必要があります)。
  • これから見ようとする貨物列車を、貨物時刻表で調べることができます(普通はこちらが多いと思います)。
    • その為、特定の貨物列車を特定の駅などで見るには、貨物時刻表を持っておいて損はないのではないでしょうか。
  • 貨物時刻表を見れば、いろんな貨物列車があることが分かります。
    • 「編成内容」という項目を見れば、それが分かります。
  • 貨物列車のダイヤ以外にも、読んでためになる記事が豊富です。
    • それらの記事を読めば、コンテナの種類、牽引する機関車の種類、鉄道による貨物輸送の仕組みなど、いろいろ知ることができます。

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