撮影した貨物列車を、動画編集ソフトで読み込み、フレーム単位で各コンテナを調べてみた

貨物列車

目次

きっかけは、貨物時刻表に書いてあったコンテナの形式・番号の意味を知ったことです

  • 以前書いた「撮影した貨物列車の通過時刻をもとに、その貨物列車を貨物時刻表で調べた(第二弾)」という記事に、「コンテナの形式・番号の付け方について」という見出しがあります。
  • せっかく貨物列車を動画で撮っていて、かつ、貨物時刻表でコンテナの形式・番号の意味を知ったので、貨物列車に積まれているコンテナを一通り調べようと思いました。
  • そこで、撮った動画を動画編集ソフトで開き、貨物列車に積まれているコンテナを細かく調べました。
    • そして、多数のコンテナを静止画としてキャプチャしました。
  • 以下、多数のコンテナの写真と説明が続きます。
    • 2023貨物時刻表(公益社団法人 鉄道貨物協会)を既にお持ちの方は、そちらを参照しながら読み進めるといいでしょう。
    • まだお持ちでない方は、下の広告から購入して頂くことができます

おおさか東線の城北公園通駅で撮った、貨物列車に積まれていたコンテナ

コンテナ_V19C-4283_JR城北公園通駅にて
  • V19Cというコンテナは、通風コンテナです。
コンテナ_49A-38061_JR城北公園通駅にて
  • 上のコンテナは、内容積が49立方メートルあります。
コンテナ_20D-5612_JR城北公園通駅にて
  • 20Dというコンテナは、19Dというコンテナより10センチ高くなっています

大和路線(城東貨物線)の平野駅で撮った、貨物列車に積まれていたコンテナ

コンテナ_19D-24799_JR平野駅にて
  • 19Dというコンテナは、正面だけが観音開きして、連結面は開かないタイプです。
コンテナ_19G-21032_JR平野駅にて
  • 19Gというコンテナは、正面、連結面ともに、それぞれ1枚の扉として開くタイプです。
コンテナ_20G-10182_JR平野駅にて
  • 20Gというコンテナは、連結面は全体が1枚の扉として開き、正面は半分だけが開き、もう半分は開かないタイプです。
コンテナ_30D-33_JR平野駅にて
  • 30Dというコンテナは、非常に幅広いのでフォークリフトでなく、トップリフターというもので、上から吊ってつって運ばれます
コンテナ_U31A-686_JR平野駅にて。形式・番号の部分を強調している。
コンテナ_U31A-686_JR平野駅にて。コンテナの全体。
  • 上のコンテナは西濃運輸のコンテナで、内容積が31立方メートルあります。
    • その為、先程のコンテナと同様、トップリフター上から吊って運ばれます
コンテナ_UT11K-95142_JR平野駅にて。コンテナの形式・番号の部分を強調している。
コンテナ_UT11K-95142_JR平野駅にて。コンテナの全体。
  • 上のコンテナはタンクコンテナで、タンクにフレームが付いて、普通のコンテナのように車両へ積み下ろしをしたり、タンクコンテナ同士を積み重ねたりできます。
    • トーヨーケムという会社が所有していて、塗料を運んでいます
コンテナ_UV31A-15_JR平野駅にて。コンテナの形式・番号の部分を強調している。
コンテナ_UV31A-15_JR平野駅にて。コンテナの全体。
  • 上のコンテナは、形式に”V”が付いているので、通風コンテナです。
    • 内容積が31立方メートルあります。
コンテナ_V19B-6345_JR平野駅にて。
  • V19Bというコンテナは通風コンテナで、両側面に開閉ができる通風装置があるようです(どこに有るかまでは分かりません)。

まとめ

  • 2023貨物時刻表(公益社団法人 鉄道貨物協会)にJR貨物の各形式のコンテナについて詳しく書いてあります。
  • ただ、読んでも理解しきれない所も沢山あります。
  • ネットで詳しく調べようとしても、調べきれません。
    • 鉄道コンテナの世界は、かなり奥が深いようです。

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